本を買いました。
出版コンサルタント松尾 昭仁さん著作の最新刊「完全決定版 誰でもビジネス書の著者になれる! 出版の教科書」
そこのあとがきを読んで松尾さんへFacebookでメッセージ送ったら、講演会に招待されたので聴きに行った次第です。
内容は、マーケティング、とりわけ出版を媒介にしてブランディングに特化したものでした。
以下、講演内容のメモです。
2006年 初出 「誰にでもセミナー講師になれる」本
毎週重版なった、9刷出た
「その他大勢から抜け出し」本も売れた
結果、10年で23冊を出版
韓国版も出ている。
10年間書いての、書き手のノウハウを伝える目的。
本出したいひとは要る。
著者探している。
→マッチングさせる
コンサル
過去100名超を輩出
企画協力クレジットを入れてもらっている
→自身だけが出版できたわけでない、
再現性のあるノウハウを提供。
悩みの数だけ本がある。
本は商品である ※芸術等の考え方もあるがそれらはさておき
1800円+税
売れないものは作っていけない
人はなぜお金を払うか
A:欲・快楽 →高級XXXほしい、XXXしたい
B:苦痛から逃れる →いまより悪くなりたくない、死とか逃れる(健康本)、飛び込み営業が怖い、加齢とか。
C:時間短縮 →ビジネス書の目的。
書籍「絶対の自身のつくる3分間トレーニング」「1分間仕事術」はCタイプ。
商業出版
三角形の法則
スキルランクはいまどこ?
S、A、B、C、D…
「社会人として必要なものはディズニーから」本
→Cランク(
バイト)がDランク(未経験、分野外)へ伝えるために書いた
「ほいほい聴いたらつぶれる」本
→銀行窓口の融資担当、カ
ワキタさん。28歳くらい(2〜3年ノウハウ)で銀行やめた。
Sクラスのひとが書いた本は異なる需要、プロがセミプロに教えるようなもの
「セミナー講師になれる」の本。
講師経験は半年経験の時点。
出版社からの需要があった。
書くのに1年かかった。そというのも、有名講師セミナーに行きまくってノウハウ溜めたから。
旧姓名刺で奥さんにも手伝ってもらった。
S、Aクラスのノウハウ: ベテラン。時代性が古かったりする。
B、Cクラスのノウハウ: 若いひとの本が増えた。
立ち位置チェンジの法則
セミナー講師
ジグザグ法:奥→手前→中を順に見る。
教え方うまいって言われて、教え方の本を書いた。
自分の出来ることを縦・横展開。
独立して10年もった。
うちの売上でも起業家っていっていいのか?いい。
同年代から学びたいというニーズもある。
資料P.5 穴埋め
「著者プロフィール」と「出版企画書」をつくる。
セミナーでは本を書かない。
娯楽は作品ベースだけど、ビジネス書は、おもしろい企画をつくることから。
こういうプロフィールなので書けます、とアピール。
資料P.5
「編集者」に向けて企画を書く。
出版社はメーカーである。売れるものをつくるのが仕事。
企画書はプレゼン資料である。
いい本でなく、「売れる」本を出したいと思っている。
編集者は「サラリーマン」。だから会議に通る企画書が欲しい。
資料P.6
商業出版は「投資」ビジネス
1冊あたり300万円の投資。
※1500円として2000冊…
タイトルとデザイン、の決定権は出版社が持つ。
売れるトリガーだから。
書籍が酷評されても売れたら勝ち。
仮の段階でのタイトルは、著者がつける。
「
コンサルタントになっていきなり650万円稼ぐ法」、はタイトルほぼいじらず。
実績を積んだから。
モノが売れないわけ
1:社会ニーズ
不要なら買わない
2:信用信頼
メーカー品買うのは、知っている品だから買う
3:認知されてないから
CMされてない、露出低いから
出版で解消
東洋経済オンラインで記事を書いた実績も、本販売への動線になる。
2:数社の出版社から出ている、書店に並んでいる信用。
紙の本で勉強した世代に通じる。
政治団体が出版するのもそれ。。
3:簡単なのは、ブランドにぶらさがること。
公的機関の認知。
例えば、椋(むく)の家の本。数千万の家、1件建てれば
自費出版代はペイ。
全国にばらまかれているから、配本されているから。
出版社と書店が露出してくれる。
お金もらってリーチしてくれる。
広告は水物。しかし、本はすぐには消えない。
セミナー呼びやすくするため。
図書館で30人待ちとかになっているくらいなら買う。
文芸は1読、ビジネス書は手元に置きたくなる。
著者の見つけ方。
インターネット。ブログが本になるのは稀少。
一番良いのは紹介。
出版社は閉鎖的。フリーパスでなくて信頼できるひとを介して入れる。
松尾さんの知人で、税理士さんが出版。
出版業界はコネが効く。
コネ=信用担保
編集者
=プロフィール、書くにあたっての資格
講師本なら
大学講演実績
セミナー200名講演
料理本であれば、幼少期から〜みたいな。
伝えなければはじまらない
謙虚だめ
この業界のナンバーワン、このノウハウがあります
なにをやってきたのかをわかりやすく伝える
4期生
小嶋さんのプロフィール
短いのが良い
著者の資質がわかること
ブラック企業になぜ入社したのかがわかる(※本人に聴いたら勉強嫌いだったのはさておき)
半年でマネージャ。(※ほかはみんな辞めてった)
プロフで数字は大事、平均が50%、実績は89.5%のようにすると現実味でる。
埼玉エリア2人のなかでも謳い方はトップと言える。
分母が小さいのは数字を省く、分母が大きいのは書く。
面白い企画だけど、なぜあなたが書くべきなのかが、わかるもの。
資料P.9
活字貴重な時代
本を貸す、読んで良かったから、集会の流れ(LIVE)
※貸さずにいきなり集会だと怖い
今回の本
1冊 270ページ(スタンダード:200ページ、1500円)
値付け 2,000円(高めでも払って読んでくれるひとをターゲッティング)
結果、全国から参加者が集まる品質になった
遅刻もいない、欠席もいない
予習してきてくれる、集客手段としての出版
コンサルのひとなら書くべき
お客さんから選ばれていれば、価格競争に負けない
自費出版は書店に並ばない、売れないのがわかっているから出版社も頑張ってくれない
小冊子ブーム、フリーペーパー
やがて無料でもいらなくなる
自分で買ったものなら読んでもらえる
コンサル業
お客さんとのミスマッチが怖い
信用してない家庭教師の話しは聞かない
読んできてくれたなら、ミスマッチ防げる
コンサルしたいひとをセミナーで集めるための出版
初版6000部の本書
1人に話すのも20人に話すのも同コスト
コンサル業は、知的肉体労働
1記事10万PV
本のリンクも貼る
報われることを考える
あとがきに、会いに来てくださいと書く。
Web→セミナー
4時間講演
本気のお客さんが本を出す
5分
アイディア交換
出版のメリット
マスコミ
取材対象者を探すのはネットか本
本を出版社に献本すること
受け皿としてWebを用意しておく
起業家にとって
いい人材はどこにいるか→大企業、公務員
いい人材とは
経営者へ共感していること
渡邉美樹「夢に日付を」
優秀な人材の取り方、書籍
あっというまの上場
経営、介護…と横展開
出版の結果
会社の信用度が上がる
周りからの扱いがよくなった
田舎の書店に並ぶとお得
地元紙から取材される
需要と供給の話し
大企業に働くひとから認知される
しゃべるのが上手い=10年やれば上手くなる、機会の数
デメリット
Cランクのひとが出版するとBのひとからは面白くない
売れない本は☆1つもつかない
友達で☆4、☆5つくらいにつけてもらうのは良い
資料P.12
新刊1日300タイトル出版される
ビジネス書は名前で売れるわけではない
セミナーをDVDにする
聴いて文字起こす
出版は投資ビジネス
3冊売れないと1000万円の損失、それ以降は出版されずらい
初めての著者は出版社へ文句言わないから通しやすい
紙を出して、出版社が電子化してくれるのがベスト
電子で1000冊出して売れたら紙にする
1冊目を売ること、必須。
著者は常識ないひとが多い、自己顕示欲が強い
扱いやすい印象を与えること
打席に立つ回数を増やす
0→1 出版への近道
セミナー参加
出版社 編集担当ご紹介
ハル出版 荒川さん
株、投資関係の本が多い
著者に望むこと
いいひと
コミュニケーションできること
売れそうだなとの予感あること
プロフィール大事?
Yes
会議に提出する前に、短時間。1分間でPRできること。
企画書
フォーマットは無いことが多い。
新書:知的好奇心の刺激
お金出してどれだけ得になるか。が前提のはず。
スクール生に対して
仲がいい。そして緊張感ある。
企画書のレベルは?
レベル高い企画書になってきた。
魚。魚を渡す?釣り方?
Q:ほしい企画は?
お金の儲け方。
Q:新人の人数は?
総出版冊数は年間70冊。15人くらいが新人。
Q:出版社にとっていい人?
例えば、個人資産形成の著書
社としては、お金の増やし方を出したかった
著者は、
公的年金の破綻は嘘の話しを書きたかった(しかし個人の得をターゲットにするには動機つけが弱い)
Q:資格職の本の需要?
土木資格希望者が増えたから
Q:新人への指導ある?
編集からの注文は、一般的には多々ある。セミナー出身者へは少ない。
Q:編集者?出版社?どちらで選ぶ?
長い付き合いになるから編集者。
ネームバリューはあるのは否定できない。
「華僑との非常識な成功法則」
何冊か出していた実績に投資した。
17期募集の話しとOBプレゼン
15期生
濱潟好古さん(はまがたよしふる)
2ヶ月で本を出すことになった
合格体験記
2016年6月にセミナー来た
職業
組織マネジメント
目標達成コンサル
入社前後の給与体系
30万→20万
福利厚生なくなる、3ヶ月くらい
本社が恵比寿、ひとを集めるが途中で家賃補助なくなる…
2016年1月独立
食っていけるか?
ブランド力を高める
正解とは…
書籍「起業して食えるひと、食えないひと」に出会う
セミナーで話しを聴いてみた
2016/6/18
「人生を変える質問」
入学 1学年600人
5日後 560名
2週目 530名
GW後 500名
8km 遠泳
4年間…(留年で5年
強みじゃないと思ってたこと
→他者認識
強みを見つける
6days集中講座(6月18日)
1日目
プロフ書く
2日目
人気ライターの見本原稿
3日目
敏腕編集者講師
4日目
ビジネス著者来る
5日目
リハ
6日目
オーディション
30社くらい参加
→15社から引き合いもらう
2017年2月
「(仮)防衛大で学んだ究極のリーダーシップ」を執筆予定
スクールで得たもの
①自分の強み
②著者仲間
③企画書作成スキル(→出版社から企画書ほめられる)
2017年4月 2冊目決定「仕事術」
顧客信頼Up
大手生保から管理職研修希望されたり。
1冊目は「起業して食えるひと」の出版社にしたかった
→日本実業さんと契約
防大卒したら、
自衛隊いくと優遇されるので辞めるひと少ない
退官したひとには時代性追うの難しい
入社
名前
1冊に詰める内容
ショートエッセンスが30個くらいが1冊分の目安
松尾さん補足
成果報酬がネクストサービス社へ入る、出版社経由でもらう
出版後も応援する仕組み、社のフロー所得
三宅恵子さん
3ヶ月前にセミナー参加
16期生
スクール
団体戦
一番下のひとが通るようなレベルにする
司法書士さん、オーディションで最高で22社。複数冊出すようになる。
サポーター
タカハシカズキさん ライターさん指導
田口智隆さん お金のひと
セミナーシステムについて
野茂選手の時代
無かったサービスは当初、Disられる。そのため、行政に認証もらった。
OB・OG紹介
16期生 佐藤とおるさん
10月から独立税理士
ブログ書き溜めて出そうとした
面談中:アチーブメント、中央経済、青春、KKベスト、…
16期生 泊太郎さん
成績残したことはないが。
16期生 安藤信平さん
FP、コンサル
出版しているひとはまわりに多い
特別な努力が必要
小楠健志さん(おぐすさん)
卒業生Observerと事業を立ち上げ(片田智也さん、西村優里さん)
6期生 さくらいしゅんすけさん
2013年参加、当時サラリーマン
2015年3月 理系脳の怒らせない技術
プレゼン指導で独立、2015年1月独立
出資を受けて、新会社設立
誰にでも必ずコンテンツがある
15期生 葛宮恵さん
本を出したい
主婦でも出版
プロフィール講座3回やった、棚卸し時間かかる
14期生 根岸靖さん
松尾さんが患者さん
治療家サポートのお仕事、Nextの布教
経営難
プロフ2日間受けてみた
見直す機会
経営が3.6倍伸びた
コーディネーター
17期募集中
17期予定