Macでビジネス書籍を書く場合、どんなツールが良いのか10分くらい調べてみました。
エディターというと、Microsoft Wordが最有力候補になって、一太郎ユーザーが少々。
ただ、これらは仕上げの段階で使うことが多いようです。
今回探していたのは「アウトラインプロセッサ」、推敲時の文章組みに特化したエディタ*1です。
そして、見当たったのが下記の記事。
本業の方いわく、短編には「Hagoromo」、長編「Scrivener」がそれぞれお勧めとのこと。
一言でまとめると、下記基準で選べば良さそう。
- Hagoromo
縦書き対応(縦書きソフトの中でも最良とのこと)
管理機能がScrivenerと比べると少ない - Scrivener
管理機能が豊富(草稿用の資料置き場も備える)
出力はほぼどのフォーマットも対応(WordでもKindleのmobiでもOK)
縦書き未対応
個人的な意見では、過去Scrivenerの試用版を使ってみたものの、横書き限定、機能豊富かつ英語圏なUIに苦しんだ記憶があるので、Hagoromoを選びます。
ちなみにWindows用のソフトもちらっと探してみたのですが、フリーソフト、有償ソフトと玉石混交*2な様子。
もしビジネス書でなく小説を書くのであれば、Windows版ですが「ArtOfWords」というソフトが登場人物、舞台設定、時系列など整理してくれるようなので使ってみたいと思いました。
用途別、テーマ別に最適化されたツールが出てきているのはありがたいことです。
■ 紹介ソフトウェア
※Scrivenerは英語圏ユーザーのソフトのため、日本人向けガイドブックが傍らにあると便利そう。
■ その他参照記事
長い文章を書く人のためにアウトラインプロセッサの基本をまとめてみた 読書猿Classic: between / beyond readers