タイトルは「essential & beyond」、過去と未来の技術邂逅のようなコンテンツ群。
以下、メモです。
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開演トーク
shi3zさん受講の東京大学大学院の授業
そこで得たコンピュータの授業の知見
Virtual Reality=仮想現実?No!
人工現実感が正解
IBM Virtual Memory(仮想メモリ)からの誤訳
ARは、すなわち「遠隔存在感」
講演皮切りはARからさらに一歩踏み込んだ舘先生のプレゼンからスタート。
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「人間能力の拡張とテレイグジスタンス」
舘暲(タチススム)さん
人間能力
- 感覚(五感
- 運動(作業、移動
- 知(情報
- 時空(遠隔、極限
盲導犬ロボットの研究
1976-77
服従(マップとランドマークによる)、賢い不服従(危険察知)、コミュニケーション
Mark1〜4の試作
『AuxDeco(オーデコ)』
視覚、電気信号置換
Augumenntoed Reality
現実のVRによる拡張
視覚提示の問題
VR上のものとの位置関係が判断むずかしい
手元か奥か、透けるか…
→再帰性投影技術(RPT Retro reflective Projection Technology
US Pat. 6.341.869 year2002
頭部搭載型プロジェクタ
光学迷彩
透明コックピット
→自動車内から、運転者が、脇の側道の様子を投影
巻き込み確認用途に。
再帰性投影とARは相性いい
上下左右で42(=6*7)視点の視差映像を空中に結像
『RePro3Dシステム』
空中像(メガネが不要
触覚提示デバイスは指に嵌めてインタラクティブに。
液晶パネル
再帰性反射材
赤外カメラ
身体機能拡張の歴史
- GE、ハーディマン(1960年〜
- HAL(サイバーダイン
- パワースーツの研究
時空の拡張
『TWISTER』
…各地の複数のTWIATERブースに入って、リモートコミュニケーションする。
回転パララクスバリアで360度投影
扇風機の理屈で、高速回転するので、外からひとが見える、内から見ると映像
全周囲VR
TWISTER Communication
慶応大、東大感で擬似会議
telephone
↓
tele operation
↓
tele existance
VRを介した実空間を体験
→赤外線カメラでの空間把握により、暗闇での作業も可能になる
HRP(ヒューマノイド・ロボット・プロジェクト)
『Video TELESAR』
…触覚をロボットに投影させる→危険な地域での作業
遠隔、極限環境、異次元、…への適応。
この操作の記録により、技能伝承。
個人の記録。
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座談会:EnchnatMoon開発裏話
デザインコンセプト
宗教上の理由で三日月はダメ
樋口監督製:笑う月をイメージ
プロモーションビデオ
・内トラ
・低予算撮影
・拘束具(指錠なるものも使用
・ロケ地:炭鉱跡地@長崎
2013 CES@ラスベガス 出店
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2012年 9Leapコンテスト受賞者発表
昨年200本が投稿
・学生コンテスト(under 25.)
・オープンコンテスト(年齢制限なし
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180ロデオ
・笹本博文さん
ゲームスコア管理とarduinoによるインタラクティブフィードバックシステム
・小倉崇さん/Twitter: @OTLまで
2013年:ロボット企業沸いいている米国(iRobot社AVAその他
自作テレイグジステンス装置
・安達眞さん
ビッグデータ解析
活用ノウハウ
Google,Tumblr
Likeは公開されないが…
Googleイメージ検索にて
google->"name, like, this"
・吉田俊明さん
http://gyazaq.com/r/180
視聴者参加型アンケート。
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ゲスト講演
AR三兄弟・長男
川田十夢さん
・テレイグジステンス
技術をエンタメに、翻訳のような仕事。
昔話し
- CDN+XMLシームレス配信 76カ国
- 特許公開名縫製生産支援システム
AR 180個ネタほどある中から紹介。
『芸能の拡張』
アイドルCDプロモ
『音楽の拡張』
音の拡張Live
『TVの拡張』
TV欄からiphoneで予告篇が見える
WEIRD紙面:リモコンをKINECTで動かす、リモコンへの屈辱
『ファッションの拡張』
3.11直後、AR上でファッションショー
招待状をihphoneかざすと浮き出る
家屋の間取りごとに現れわれる
考える服展
洋服にをバーコード読み取ると、音が出る
音響のサーカス
耳を澄ます→その方向から動物の鳴き声聞こえる
『劇空間の拡張』
AR演劇「プライマリースクールウォーズ with ヨーロッパ企画」
無人演劇
『「身体尺:身体の寸法」の新解釈』
空間検索
カメラの前で振る舞いすると寸法読み取られる、サイズに適した家具が現れる
11階吹き抜け会場、
指揮棒の振り方に現れると、背景スクリーンに投影された大阪フィル映像のスピードが変わる。
『iPadと車が連動』
ホログラム
車が動くようなのはプロジェクションマッピング
車模型の前にシートが地図等出てくる
『カンジブルコンピューティング』
タンジブルコンピューティングのパロディ
漢字マーカーの組み合わせを検出
「朝」マーカー+「娘」=モー娘。
「像」+「娘」=エレファントカシマシ
「音」マーカーで音量調節
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栗原一貴さん
産総研
イグノーベル賞受賞
物議を醸すシステム開発研究
『ぴぴつい(プレゼン中にTwitter投稿連動』
Episode1:1976年NASA火星の人面岩「メサイヤ」
顔認識技術で地球上の顔面岩
GoogleMap+OpenCV
ハート型の岩も、パックマンも検出。
Episode2:映像の世紀
2012年、73本の新アニメ、30本の新ドラマ…多すぎる。
映像の速読できる?
複数動画の同時再生
ながら作業は非効率とは記事書かれたが…
そこで求められるのは、一所懸命の直列化!
『CinemaRizer』
喋ってない部分→6倍速
喋ってる部分→2倍速
劇的にコンテンツ消費
センタリング
→字幕を中央にすると無駄な視線移動を抑制
字幕
AVI Synth (script
→どうでも良いコンテンツを圧縮して観てしまう効率性
講義の圧縮…
どこまで早く被験者が動画を見れるかの実験
被験者平均の速度はニュータイプ。
DMMのDVD数は8万点
8Hour鑑賞で41年いかに早く捌くか。
Episode3:全録時代
録画を貯めまくる夫
何を見るか?
→でなくて、いつ見るかを推薦
『TimeFiller』
…あなたのスケジューラのスキマ時間に勝手に映像を流すシステム
メディアプラットフォーム
- おすすめ動画が一覧
- Drag&Fill
- TimeLine
- Search(1週間分
- WishListもあり
- FillボタンでAutoFille(スキマ時間すべて埋まる
技術
Android
RecTest
観たいコンテンツへは代償として時間を差し出す
スケジューラはしっかりすること、それはルンバを使う前に部屋を掃除するようなこと。
Episode4:空気読めますか?
空気を媒介に伝わるのが声
『SpeechJammer』
…聴覚遅延フィードバック
喋る人の声を強力に妨害する
→この装置がイグノーベル賞を受賞
おしゃべりするひとをいかに黙らせるか、グローバルに空気を読む時代
多様化の時代は、「No Pain No Gain」
少人数の欲しいに応える@qurihara
http://unryu.org
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コンセプター
坂井直樹さん
「未来デザイン」
19歳でサンフランシスコで起業。1960年。
いれずみのTシャツからスタート。
60歳から教授。
電機業界の45年間のデザインのしごとを3分間の映像にまとめた。
80年代:パッケージで流行を変えられる時代だった
・電気化を目指す飛行機能付き自動車:テラフージア Terrafugia社
400kgほどのバッテリー積む必要あり
・電動三輪車アプテラ「2e」,1回充電で160km走る。
・Sonex ALL electric Sonex Aricraft
キットが販売されていて組み立てて使える。
ASA Helios
無数のアクチュエータ太陽光発電機搭載、電気飛行機
LIT MOTORS
Motors_C1
フルカバード二人乗りバイク
転倒しない、バランス維持型
坂井直樹研究室
電動車椅子
Hallucigenia01
ロボットと自動車の中間体
階段を登り降りする8輪車
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米澤朋子さん
ADR→NTT通研→ADR
音声合成
ロボット研究
関西大学准教授
・ハンドパペット型インターフェース
・音声付箋を貼り付けられる音響空間バルーン ViiSticky
音声メモの付箋を貼付、一覧一聴可能。
ロボットがこちらをコミュニケーション対象として認知してくれるインタラクティブシステム。
高齢者のコミュニケーション不足を解消、傾聴者代行。
人間行為の支援、代行。
Stuffed-toy Robot
触ってくるロボット。
TEDなる映画、ロボットには悪さもあっても良い。
人間の挨拶、態度は相手によって変わる。ひとによっても変わる。
学生との研究:
ワルイロボットをいかに作るか?より人間的になる要素。
汚い技術を入れてみよう。
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細金正隆さん
電通
コミュニケーションにゲーミフィケーションを。
2012年6月ガートナー社
2014年までに、Global2000企業のうち70%がゲーム化されたアプリを出すだろう。
会社の若手にゲーム研修をshim3zuさんに依頼。
iButterfly
2年前リリース。タイ、シンガポールではまだ継続中。
課題:社会貢献をテーマにしたゲームを企画。
カンボジアの地雷撤去。
問題の告知。
実際のリリース予定のゲーム。
社会問題。
Donation Game "BANG!"
カンボジア紛争18年。
30分に1人が被害。年間27000人。
どこか遠い国の議論?
→問題の自分問題化をゲーミフィケーション。
日本に人工と同じ数(1億2000万個)埋まっているシミュレーションで地雷撤去をゲーム化。
小説風なテーマをもとにゲームは進行。
ARで地雷埋没場所を検知、レーダーで位置情報から。
地雷除去ミッションクリアで、ストーリー進行。
ゲームプレイで、その分カンボジアに寄付される仕組み。
寄付先団体はJMASへ。
20人5チーム、鎌倉の研修所で1Weekの研修。
セミナー内では、他アイディアには、地震対策ゲーム(避難経路確認、予防等)
講義題材に、シュタインズ・ゲートをやってもらった
広告=情報を届けるところまで
ゲーム=お金を払ってもらうところ、やり続けるてもらう工夫の難しさ
新しい概念:
Geek + Neet = Geet (ゲームしかやらないニート、ゲームの対価がもらえる
広告とものづくりの相性は良い
例:NeuoSkyの猫耳化
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9minutes Coding Battle
①ダイシさん
②ヨイチさん
③タカハシさん
テーマ:「13」
自作Libraryを用意しておくと吉のようでした。
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基調講演1
西田友是さん
『CGパイオニアからインタラクティブレンダリングへの開拓史』
1980年前半までは荒野のようなCG分野
ユタ大学で発展
ラジオシティ法
用途:照明効果、非写実表現
・歴史の始まり
1963年、サザーランドのスケッチパッド(MIT)
1970年〜
隠面消去、シェーディング、マッピング
インタラクティブ性
シーグラフにてCoons賞受賞(アジア人初
Coons賞受賞者5人がユタ大学関係者、9名は企業経営者
ユタ大学:
・Zバッファ法、テクスチャーマッピング、Cutmul-Rom曲線
・ピクサー創始者、Adobe創始者、アランケイも出身。
1972年、ラスタスキャンによるアニメの原型
線光源の半影(影の計算をした
・球光源等の光源の種類による(遮蔽面積による影の濃淡を計算、日食月食と同じことからインスパイヤ
局所光源
環境光
半影(相互反射も
環境光源により影
球をサイコロの面のように環境の明度を
2005年には、リアルタイムの半影を描写可能に。
GPU 51fpsで滑らかに。
レンダリング方程式
1985年 Radiosity法
大局照明
相互反射光の計算
→絵を計算機で使うと不真面目だと怒られたこともある。
Radiosity法は、Bluesky社のアニメでも使われている。
ユタのティーポット。
レイトレーシング法
局面を多角形表示しない交点の計算は難しい。
1988-1989
ベゼイ・クリッピング法:Beizier Clipping法の応用
製品:SURFRAY
CTスキャンで活かされるCG技術、医療への応用
GPU-based Fast Rendering
Sandwater Interaction
大気散乱光の表示
1987 shaft
地球大気の散乱
2008
アンチエイリアスした光の散乱光
1996 大局照明
雲のCG
多重散乱
大気散乱のシュミレーション
UEIリサーチの支援で人材育成も。
2013/2/15 15:30-最終講義
NVIDEAのDavid Kirk氏来日。
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基調講演2
河森正治さん
ビジョンクリエイター
『多次元的発想と現実の拡張性』
19歳から30年強クリエイター
飛行機から変形するアイディア。
マクロスを発想。おもちゃ屋さんのNOを押し切り、ペーパーモデルでGOサイン
人型ロボットでないメカを作ろう。
スキー上で膝曲げて滑ることからの着想、ガオーク。
いまはLEGOでアイディアを披露。
LEGOで作っておけば、おもちゃ屋もNOとは言いづらい。
1機の変形を考えると通常の30倍発想に時間かかる。
マクロス:戦争にアイドル歌手のアイディア、慰労ではない。
敵方異星人に文化がない。戦意を無くすというコンセプト。
会社のご褒美で米国3週間の取材。
最先端のテクノロジー、アートを見尽くす。
飽きてきた頃、中国開放(30年前)。
中国奥地へ。
カルチャーショック。
アジア放浪の旅。
人間の感覚を知ることが大事となる。
オリジナルを作る際、造形物見過ぎると、真似てしまう。
外的:視覚、聴覚、触覚、臭覚、味覚
内的:視覚、聴覚、触覚、臭覚、味覚
運動感覚
重力感覚
呼吸感覚
気配、直感、内蔵感覚
対人関係感覚
座標感覚
電磁波…
洗脳催眠←→脱洗脳、脱催眠
幻覚、妄想←→明晰性、アウェアネス
自然界でだけ育つのとメディアのある環境とでは、子供の感覚が異なる。
メディアが介入すると時間がずれる。
→焦点距離が変わらないから、対人距離のつかみがたさが現れる
※6歳まではメディア禁止の教育法、リアルタイムで距離を認識できるまでは。
意識(自我):合意現実
潜在意識:夢、ファンタジー
集合的無意識:神話、カオス思考
机にいるとアイディアは出ない。
辺境、日常から離れると出てくる。
遠くにいけないときは、潜在意識に向かう。
呼吸法を用いた無自覚と意識のコントロール。
シチュエーション単位の自我。
潜在意識の内外で現れ隠れる。
集合的無意識から、アイディアを引き出す。
自覚(アウェアネス)がなくすと意味がなくて、いかにアイディアを持ってくることができるか。
怖い夢をみると、それを克服するには、その脅かす存在として振る舞うように夢を見ること。
アイディアの受け皿=メディア、予算、納期。
リアリティ上がると、意識の断層を越えないと行けない分、合意現実から遠い。
アニメーションはデフォルメされているので、神話に近い。合意現実に近づきやすい。
映像+音楽+音声+物語で描ける限界
→メディアは一方なため、受け皿狭くても問題ない。
(+α)+触覚+臭覚+味覚、で新しい展開。
激しい映像+激しい音楽=質感が閉じる
激しい戦闘シーン+アイドルの音楽+三角関係=描ける質感の幅が広がる(ベクトルを意図してずらす)
ベクトル合成は、受け手がずれると反応できない。
その他:インド訪問時の「脈診」
20秒間脈を触られて、人間ドックで言われたことがすべて言われる。
前日に食べたものを当てられる。
食べたもので脈が変わる。
戦闘機の空中戦の感覚は体験から描いている。
キネマ旬報社から出版:
クリエイターになりたいなら、旅に出よう。
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カウボーイトーク
遠藤諭さん・清水亮さん
書籍「ダンゴムシに心はあるのか」について…
人間の脳。ソフトが載っているのか?
タブーか、ハードウェアは身体。
コンピュータは今まで脳しか無かったが、身体を詰む時代が来たのか。
[youtube] Misery Bear Goes it work/ Computer
以上、講演ログ。
4年前は20代だった自分もいまや30代…。
歳はとっても変わらず好きなイベントでした。