TJOさんの渾身の振り返りフログを読みました。
アカデミックな場所から企業に移る際の心得として、大変貴重な知見*1が盛り込まれているものですね。
自身の軸となるテーマを決めて、周辺技術の取得を積み重ねて、優良企業を綱渡りするプロセスは、転職のベストプラクティスなのではないかと。
さて、話し変わって私事ではありますが、5月末日をもって株式会社マーケティングアプリケーションズを退職しました。
2012年1月入社で、5年と半年ほど在籍したことになります。
過去に取り組んだことを振り返ると、ちらほらブログにも残していますね。
ほんとうに様々な経験*2をさせていただきました。
- Blog10年分の振り返り - FUJILOG
- 全社サービスバックエンド経験の振り返り - FUJILOG
- Botkit と Bluemix Watson Translate APIで自動翻訳Botを作成したけど社内で採用されなかった件 - FUJILOG
- Slack はじめました - FUJILOG
マーケティングアプリケーションズ入社以前は、エンタープライズな案件とソフトウェア開発しか経験したことない状態で、拾ってもらえたことに感謝しているのと。
Webサービス開発を担当できたこと、それもインフラを含めて経験できたことはこの上ない財産になりました。
私事から離れた雑感についても少し。
2012年当時から変わったもののうち、エンジニア視点で印象的だったことをリストアップしてみると、
- ビッグデータなる単語がバズった(が、鎮火した)
- データアナリスト職種が引く手あまたとなった(これは市場動向を見るに手探り状態な様子、経験者は高待遇とも)
- UXが認知されるようになった(UXデザイナーという職種も出現するようになった)
- 第三次AIブーム到来(IaaSビジネスの強さを見せつけられたのと、ディープラーニングの民主化)
- パブリッククラウドの導入事例が溢れるようになった(金融業の基幹系をクラウドに置き換える噂が出てくるなんて思いもしなかった)
- 大企業とスタートアップとの協業事例(ハッカソン含む)が増えた
- 中華圏市場とスタートアップの豊穣さ(決済先進国、ハードウェア立国としての中国&台湾)
のようなことがあったので、この5年間の時代の流れの速さは怒涛でした。
次の5年の間には東京オリンピックもあるので、良い時代になるといいなと。
話し戻りまして、6月から別の会社*3で働いています。
職務自体はエンジニアなことを継続する予定なので、ブログテーマは変わらずいつもの関心事を書き綴っていく予定です。
引き続き、よろしくお願いします。
※最後に。過去一度も試したことないので、退職ブログにウィッシュリストを貼ってみます m__m