FUJILOG

見た、聴いた、触れたこと。 動かしたもの、書いたもの。 ウェブとリアルの備忘録です。

ローカルマシンでOpen Interpreterを触ってみた

ChatGPTのCode Interpreterが便利でこれをAzureインフラで動かせなかろうかなどと考えていたら、それより先にローカルマシンで動かせるのが来た。

セッティング

ptyhon3系のプログラムが動くのであれば、

  1. pipインストールして
  2. OpenAI APIコードを入力する
  3. 対話式のプロンプトを始める

で使用可能になる。セッティングというほどのものでもない簡単さ。

pypi.org

サンプル実行

早速以下のプログラムを実行してみる。

「アップル社とメタ社の株価を正規化して図示を依頼」

import interpreter

interpreter.chat("Plot APPL and META's normalized stock prices") # 単一コマンド実行の場合

interpreter.chat()

まずローカルの実行環境のうち、ライブラリエラーが指摘されて、モジュールを入れてくれる。

python -m ensurepip --upgrade && python -m pip install pandas yfinance matplotlib

対話式なので、コマンド実行前に都度「Would you like to run this code? (y/n)」と確認してくる。

株価ダウンロードをしてくれて…

正規化の過程も確認してくれる。

最終的に図示されたのが以下。matplotlibで出されている。

OpenAI APIが「オプトインしない限りユーザーが送信したデータが学習に利用されることはない、と改定」とあるのでデータ保持の問題もOK。

これならOpenInterpreterを使わない理由がなさそう。

参照

OpenInterpreter / ついにAIがガチのアシスタントに!これは凄い、というか凄すぎる|shi3z ChatGPT APIリリースに伴ってOpenAIのAPIデータ利用ポリシーが改定されたので読んでみた | DevelopersIO