FUJILOG

見た、聴いた、触れたこと。 動かしたもの、書いたもの。 ウェブとリアルの備忘録です。

イベント参加録 コネヒトーク3rd「ここでしか聞けない!ブランド化するサービスの裏側を大公開」

開催日時: 2018/11/14 20:00〜21:00

場所: コネヒト本社(白金高輪

コネヒトーク3rd「ここでしか聞けない!ブランド化するサービスの裏側を大公開」 - connpass

 

「ひとことまとめ」

・デザイン単体では差別化困難な時代に、サービスのブランドはより重要な立ち位置になってきている

・プロダクトブランディングには運用者の人間らしさが大事

・ブランドデザインは立ち上げ初期の頃から着手したほうがいい

 

スライド順に記録残します。

 

Twitterハッシュタグは #コネヒトーク です。はじまりはじまり。

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登壇者の皆さま。
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このあと乾杯の音頭でアルコールIN。

まずは自己紹介。大湯さん、太田さんは7年前からのお付き合い。有川さんはMery時代から。

 

講演最初は太田さん、デザインとは、CIとはなにかから。次いで、ブランド事例と。
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第1部
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CIとはなんぞや。企業はどのような意志をもって経営されているのかを指すもの。
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AirBnBのロゴ。思想はBelo。
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Appleストアの接客思想。これも会社らしさを反映。
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VIとは…。

仕事例、シンボル・ロゴだけでなくUIも刷新。デザインの一貫性をもたせた。
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CIの構成要素は3つ。

MI(マインド)、BI(所作、振る舞い)、VI(会社の装い)の一例。

単にロゴをつくるだけではない。
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CIとスタートアップ。

スタートアップには原体験の課題感がある、思想を反映させやすい。相性がいい。
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デザインにストーリーが大事説は昔からある。賢いひとなら作れるが…。

どんな思想をもっているかは模倣しづらい。それを描くのがCI。
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UIのコモディティ化。話したかったこと。
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8年前の事業、UIの体系化はまだの時代。iphoneAndroidのUIガイドが体系化されてきた。
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TinderやHQ。各領域の類似サービスが現れるスピードが上がった。
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Mediumを使うかnoteを使うかの差。それは機能面でなくなっている。
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クラシルとDELISH KITCHEN。なぜクラシル?の観点。

なぜこれを使うのかの理由は機能優位性だったのは過去の話。

いまはブランドで選ぶ時代。
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第2部

ブランドの作り方、概念に続き。

実際にサービスつくるときの意識したら良いこと。

 

ズボラ旅。LINEで相談すると予約までシームレスにできるサービス。

チャットベース。
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一気通貫
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ブランディングの捉え方。

大事なこと3つ。

 ・サービスは主観でなく「第三者」目線

 ・主語は「ユーザーまたは社会」

 ・社会がどうなるかを考え抜く、どんな小さなことでも表現する
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UIの体系化。行き着いた先がLINE。

まったく同じコンセプトで模倣されうる、ブランドが最重要。

ブランディングは見た目だけではない。
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ブランディングドリブン」

ブランドの意識。大事なこと3つ。

 ・すべてはプレスリリースから

 

 ・「ひとりよがり」なコミュニケーションの廃止

 ・応援されるひと手間を加える。
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サービスつくるとき、機能追加、

 はじめにプレスリリースらしきものを作る。

 タイトルをつくる(一言で語れるもの)、概要(社会はどう良くなるか)、背景(現実とのギャップを埋める内容)を書く。
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プレスリリースの悪例、金額がタイトル。機能だけ書いてある。自分ごととしてとらえてもらえない、伝わらない。
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単なるお客様窓口でない。作っている気持ちがある。

失敗したことをユーザーに問いかけてみるのも良い。
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キャンペーン失敗事例。
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素直に聴いたら、200名回答してくれた。

何かしらのアクションをしてくれるのをフィードバックにとらえる。
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ユーザーに報告。意見が反映された感が出たら良い。
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第3部
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ママリは太田さんと途中からブランディングを刷新した。そのときの振り返り。
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ママリはQ&Aサイト。お母さんの困ったを解決。
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2018年にリニューアル。
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裏側。お母さんの3人に1人くらいが使ってくれている。

ママリのブランドがブレていたときがあった。

ユーザーの意見が不一致、医療系サービスのコラボレーション判断に迷うなど…
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ブランド再考。
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プロセス。2016/11~2018/1まで、1年強かかった。

丁寧にリブランディングを図った。
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定性調査。

ママ友に代わりにもなっているという気づきもあった。
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定性調査(社内にも)

半分くらいがユーザーさんと近い立場のひとがいた。
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ミッションが出来た。

ブランドの輪郭をはっきりさせた。
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ブランドの構成する3つの要素。

 ・知識の提供(補助金の制度があることを知らせる)

 ・自信を生む(疑問をもっていて踏み出せないひとに)

 ・受け入れてくれる社会への提示
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ブランド素案を十分に考えた。

それぞれのロゴとそれに伴うストーリーがあった、以下は表現の一例。
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ブランディングによって考える焦点が合致した。

口コミ対象のような情報も提供できるようになった(メンバーからの提案)
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声を集めて、いままでできなかった社会への発信ができるようになった(厚労省との提携)

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パネルディスカッション

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Q&A

Q1: ブランディングの数値、振り返りの指標となるものはなにか?

Q2: ビジョンを現場に落とし込むミッションの施策は?

Q3: 最近あったプレスリリース事例など 

 

A1:

(太田さん)

ブランディングは基本不可逆。

数字設定はしていない、それは対外的な指標。

社内的には言語化できているか、自分たちが咀嚼できたかのほうが重要。

外への指標であれば、替えたものがどのぐらい発展したか。いままでアプリだったけどそのデザインはリアル店舗でも活かせるようになったのか等。

(有川さん)

未来のスケーラビリティへの投資。ものをつくるときの軸ができるかどうかを定性的に判断できるもの。

(大湯さん)

どう成功させるか、落とし穴(白け感とか)を避けられたか。

発信に使いづらいものは、使うイメージが沸かない。

いかに成功させるか。

 

A2: 

(大湯さん)

ママリ社ではワークショップを月例で開催している、70人強。

施策へのアイディアください、あなたにとってのママリとは?等を議題にする。

ユーザーインタビューは隔週でやっている。

日々つながっているようにする、上と横と下をつなぐ、3次元的に増やす。

(有川さん)

プレスリリース化、文書化してみる。

細かな業務がビジョンに直結するのは難しい。ビジョンをくだくのは良い。

 

A3: 

(太田さん)

太田さんの考える良いPR事例はペイミー君。

おもしろいSNS運用は難しい、硬すぎるorすべってしまう。

カジュアルに発信する。

(有川さん)

ズボラ旅はヒトっぽさが出ている。

意思を出す、タニタさん・シャープさん、それを許容するカルチャーが大事。

(大湯さん)

ヒトケ、親しみやすさ。ミスの許容度も異なる。

Google実験では窓口シンボルを犬にするとフレンドリーだったとのこと。

 

Q4:

ブランディングを外に発信する目的とは?

A4:

(大湯さん)

巻き込んだほうが得。ユーザーを置いてきぼりにしない。

ユーザーと一緒につくった感を出したかった。

参加したことで役立ったという印象をもってほしかった。

仲間を増やす。声が生かされている、熱量が上がる。ファンが増える、LTVが上がる。

(有川さん)

社内だけ出すと一方通行になりがち。

ブランドは、事業体と社会をつなぐ架け橋。社会にどう役立つかの視線が必要。

メルカリ事例、前デザインから時間経って日本中で使われるようになるとどういう視点で改めるか。

 

Q5:

プロダクト全盛時代、ブランドつくるとプロダクトできるという世界傾向。

ブランドが先か、プロダクトが先か?

A5: 

(有川さん)

プロダクトが社会を変えてほしいという思いからプロダクト先行であってほしい。

効率的に社会に伝える。相乗効果もある、社会と切り離せないので並走が望ましい。

(太田さん)

プロダクトドリブンなのは夢。ブランドをつくるのと並走するが望ましい。

ブランドがレバレッジになる。

(大湯さん)

設計ファーストでブランドがついてくる。

ブランドは知覚されてはじめてブランドになる。

ブランドをつくらずに走ったら、リブランディングは大変で1年かかった。

ナポレオンはおなじ構図で書かせ続けた、権威付け。

定義、設計。設計が大事、それに対してブランドが生まれる。

 

終わりに、最後の質問。

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(大湯さん)

5G(大容量通信)がくる、デザインが変わる。VRが普及すると、スマホが横型になる。VR文脈で横型前提のデザイン。

動く広告、写真がデファクトになる。動きのなかに映えるデザイン。

(有川さん)

UIがデバイス依存。デバイスから放たれる時代になる。

UIが存在しない方向へ。オンラインでないところでサービスがつながる。

見えるところからサービス表現の時代。目に見えないデザイン、サービスの概念化が進む。

(太田さん)

過去、アイコンをつくる戦い。

スタートアップの展開。アプリアイコンは現実に映えない。

オフラインで観ると実店舗に向いているのがメルカリの新アイコン。

 

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講演内容、以上です。

 

会場施設内は柔らかな雰囲気で落ち着きある空間でした。

貴重なデザイン講演有難うございます。

参加録「中国IT研究会(第一回:WeChat編)」

イベント 日時:2017/08/25(金)19:00-21:00 場所:渋谷某所

Facebookのイベント告知で知りました。

主催者は呉培宏さん。 もとATカーニーコンサル出身で、現在起業家。 イベント開催の趣旨は、日本の中国ITに関心ありメンバーでネットワーキングしたいとのこと。

第一回のテーマは「WeChat」についてでした。 以下メモです。

アジェンダ

  1. 決算書のテンセント(香港上場)
  2. WeChat機能と成長の軌跡
  3. B2CでのWeChatでの利用法
  4. チーム別ディスカッション

WeChatについて

考える上での視点は2つある。

  • 一つ目はサービス提供者視点。今日のメインはこちら。
  • 二つ目はサービス利用者視点。

WeChatの特徴

  • 日本、中国の機能差がある
  • バージョンごとの機能差

アプリの提供元
- テンセント社(上場しているので株買えます、現在中国のAI投資を先導)

時価総額40兆円、世界7位
- TOYOTAの2倍
- Appleの半分

テンセント 1999年2月当時の提供サービス
- QQユーザー6億人くらい
- QZone(Mixiのようなもの)

2011年1月リリース
- Weixin&WeChat

企業も利用、このアプリで仕事が完結するほどの普及率。

2016年売上2.5兆円
- 粗利は7,000億円
- 成長400%
- PER60%

2016年  Tencent(200億ドル) 9億人  Facebook(250億ドル) 18億人  LINE連携は12億ドル

テンセントのビジネスモデル

Value Added Service  ゲームが多い Ad  広告 Others  クラウドサービスも提供

ゲーム市場  TOP10うちランキンが5個

Supercellも買収

テンセント  71%が個人課金  18%が広告  11%がその他(モバイル決済、クラウドサービス)

Facebook  97%が広告 LINE  52%、さらに66%がスタンプ  39%広告

テンセント  ユーザー一人あたり17ドル  広告で4.3ドル  Facebokoが広告14.5ドル

テンセント戦略

  1. コンテンツとサービスでユーザー囲い込み
  2. 企業広告やCRM、決済サービス提供
  3. テンセントはデータもとに、ネット未開業界をさらに開拓

企業のB2CのCRMツールとしようという意志が昔からあった

LINE  1アカウント1,000万円くらい テンセント  400元=6,000円でアカウント作成可能  みんな出店する

自社サービスだけでなく提携先を増やしている  Category Leadersと。  Eclusive Content   Video、Game、Musicに投資

テンセントの投資先

 中国、アジア圏、新興国  インドのオンラインプラットフォーム  ナイジェリアのオンライン決済  投資に値する会社(ゲーム会社、IPホルダー、あとAIも)

年間1兆円ほど投資している  フリーキャッシュフローをほぼすべて投資している  納税は大事な国

WeChat位置づけ

中国人のネット時代のユーザー入り口にしたい

トラフィックを1つのAPPに統合したい。  アリババはAlipayなど別APPなのが違い。

WeChatはPayment、EC購買、ミニプログラムなどすべてWeChat。

QQからの移行。  500万ユーザーくらい。  QQとWeChatは中が悪い。

みんなでABテストする、社内で意図的に戦わせる。

WeChat機能群

・WexinTOP ・連絡先  アカウント(公式)   2つある広告チャンネル    ディスクリプション(1日1回のみ配信)    サービス(週一配信))  意図してないと広告が見れないようなUXの

・Timeline  最も頻度高い

・発見  付近のひと(出会い系、初期は流行った)  ゲーム  ミニプログラム(振るとポイントもらえる等)  AppStoreがこの枠で公開できる

※ WeChatアカウントあると勝手にミニプログラムが入る  Appleとしては広告出せないので嫌がる  ミニプログラムのほうが簡単に開発できる(※SDKありそう)  企業アカウントフォローするとミニプログラムが勝手にインストールされるらしい

・マイページ  ペイメント  お気に入り  写真  会員カード  スタンプ

タイムライン

ペイメント  クレカ返済  携帯料金チャージ  投資  行政サービス(病院予約、運転違反、生活費支払い、家賃、公共税、法廷、…)

モバイク(自転車) 携帯チケット 鉄道 タクシー EC デリバリーサービス(美団) 映画チケット レストランレビュー ホテル 出張サービス(58)

※投資  銀行より利率よく、テンセントが代行で運用してくれる  Alipayもできるらしい。  法律より先にサービスができるようになった  チベットウイグルがペイメント利用率が高い

WeChatユーザー拡大の歴史

Ver1.0から

2010年10月開発開始  USA Kickメッセンジャー流行った  数十もの同様サービス

Foxメールの開発者

3ヶ月500万MAU 初期ユーザーはQQから、簡易IM

1500万MAU  TackBoxにならった音声メッセンジャー機能

付近の人機能  2011年で5000万ユーザー

2012年3月  1億MAU  グループ機能、News

2012年5月 タイムライン機能  当時は画像付き、文書はかけない人向け  位置情報、API機能を追加

2012年8月 リアルタイム通話機能

Ver5.0 2013年8月  2.7億MAU  ゲーム+WeChatペイメント公式アカウント  →B2C取り組みスタート

※タクシー200円乗ったら300円もらるようなキャンペーン

2014年1月  Didiとの提携  Payment利用者急増

2月  WeChatお年玉受取

Ver6.0 2014年5月  4.7億PV   2016年10月  タイムライン広告(4社に限定、ターゲットユーザーのみ。BMWコカ・コーラと…、広告出ると自慢できる)

2017年1月  ミニプログラム機能開始

WeChatポリシー

1)徹底したユーザー体験ファースト    不正アカウントを停止、運用方針徹底 2)すぐパクる  WeChatの当初  アリババのコピー 3)シンプル+外部化  カスタマイズは外部パートナー企業  生活サービス外部化  複数チームに複数バージョンを競わせる

※ 機能は少ない キャプチャ数ページ  

QQ時代は広告費用もうかってた 2009年くらい

香港上場は2004年 エンジェル、VCがたくさんいる シリコンバレー以上の投機熱

理系大学  ITエンジニアフィーが高騰  

B2CでのWeChatの使われ方

CRM的な使用法

Weibo  ニュースメディア  イベント拡散  世界観の伝達  KOL情報拡散

WeChat  雑誌型   企業情報発信  CRMプログラム型   既存顧客むけ商品配信

利用実例

Step1)WeChatペイメント  低い手数料率  QRコード

Step2)訪問客にフォローしてもらう

Step3)WeChatフォロワーへCRM利用  クーポン  ポイント  WeChat内EC  商品情報  記事配信

中国のユーザー獲得費用は高い(一人あたり7,000円くらい) 興味もってくれたひとにアプローチするのが安い

ROI高いのはBBS系 WeChat旅行系(1回記事広告15万元ほど)

WeChat  検索という概念がない  モバイルは検索しない   Googleが見越してAndroid開発した歴史

DSPを中国でやろうとしたが…  中国ではトラフィックの半数が偽物と言われる  クリック数も当てにならない  BaiduようなものはTOPページが買える

日本旅行の前には…  友人から聞く  アプリ「日本攻略」を使う

「Mafengwo」 LoneyPlanetのオンラインガイドブック  写真を添えて、キレイなサイト

CRM的な使われ方

ESTEE LAUDER  会員数100万人相当  化粧の仕方  割引クーポン  記事は10万人ほど

会員制度 ポイント交換 カスタマーサービス サンプリング お肌相談(1対1相談もOK) 電話番号ログイン

WeChat内ECで購入可能 Tmall→WeChatへの流れ

企業CRMアプリ  CRMパッケージベンダーがいる、オープンにしている  オフィシャルプロバイダーと名乗るベンダーが多数いる

WeChat  画面カスタマイズ  自分でもできる、ベンダー制作依頼してもいい  画面末尾に書いていることが多いので、どこのプロバイダー提供かも見れる


ディスカッション

Aチーム
テーマ:WeChatから学べる日本サービスないか?

  1. WeChatから学べる日本サービスでできること
  2. 他にどのようなサービス調査したいか

Bチーム
テーマ:商品、サービス販促でWeChatを業務で使う?

  1. 販促につかう
  2. WeChatで利用例

以下6名ずつ2チームに分かれてのグループディスカッション。

A team

これから
- モバイル決済
- CRMは来る
- プラットフォーム
- LINE1社では厳しい   Yitiao - 映像メディア

Alipay
- デポジット/ポイント法
- Alipay3割増

WeChatPay
- 引き出すときに手数料を取るようにした

Alibaba LIVE
- Live Streaming販売    コルク
- 映画で売る - ドラゴン桜の放映権 - 1Clickで買えるようにする

記事を書く
- 良いコンテンツが売れる。

欲しいものが欲しい時代
- ブランドや商品がわからくても、CMの登場人物が着ているものがほしい - 体験設計で購買欲喚起

FoodDelivery
- 中国は配送業者が多い - 持ち逃げ防止 - デジタル信頼経済先進国としての中国

Uber
- 個人業で運ぶ仕事を取っている。 - ジャンパーいっぱい持っている。

UberEats
- 売上40%手数料とられる。その分の定価を上げられ値段が高い。

Base
- 誰でもHPもてる - メディア機能ある

LINEがどう真似るかとか。

B team

WeChat
- 新規ユーザーを取るのが難しい - 新規ならWeiboのが拡散系なので楽そう。

WeChatグループ
- グループにコンサルしてもらうのに対価を払う - おむつユーザー(母さん)グループにアプローチできる

日本だとWeChatアカウント作成は大変
- 信頼できるところに代行でお金払うか


WeChatのポテンシャル、テンセント社の勢い凄まじいですね。

参加録「UX生トークvol.6 - Director's Night!〇〇におけるディレクション術」

現場に貯まるUXの知見は貴重なので、積極参加です。

 

目次 

 

イベント情報

開催日時:2017/07/26 19:30-22:00

開催場所:渋谷プライムプラザ4F

cyberagent.connpass.com

ハッシュタグ#uxnama - Twitter Search

  

以下、画像とともに振り返るイベント記録。

スライド群が要点を抑えているため、 ほぼ注釈不要な内容です。

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「新規プロダクト立ち上げにおけるディレクション術」

樋口 一裕さん(株式会社サイバーエージェント/ メディア統括本部 プロダクトマネージャー・ディレクター)

 

まずディレクターの作業工程はどこかから。

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今日話すテーマはディレクターに必要な6スキルのうち、「企画力」「設計力」。

※さらに細分化した16項目も、CA社内では体系化しているとのこと。

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実例として、前回担当したAmeba Ownedプロジェクトの事例。アプリリリースのお話し。

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USE評価の結果、ホームページ制作にあたり学習のしやすさが求められている気づき。

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要望へのアプローチ観点は2つ。制作を「スマホでやりたい」「作りたいけど、なにをしたらいいかわからない」。

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なにをしたら成功かのゴールを明文化。

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開発体制について。

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ディレクターはDefineとDeliveryの工程を特に意識する。

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プロジェクトの成功が定義できたのなら、Nice to Have(やったほうがいいんじゃない?)はやらない。

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ディレクターの頑張り所。

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チームで正解を求める。

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アプリ版リリースの成果。

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まとめ。

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「ハードウェアスタートアップにおけるUXデザイナーの立ち位置と役割」

保坂 浩紀さん(Tigerspike株式会社 / UXデザイナー)

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会社紹介。

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ハードウェアのサービスを展開。装着したデバイスデータをトラッキングするもの。

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Webで分析サービスも提供。USAのデータサイエンティストの先生と共同開発したとのこと。

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UXデザイナーの立ち位置について。

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3つのこと。

①情報共有が大事

ウォーターフォールを受け入れる

③顧客体験設計

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俯瞰図、良い感じ。

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ペーパープロトタイピング、開封体験の設計。

開封は一人に一度の特別な体験。

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研究も大事。

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「機能組織の価値発揮!UX改善のディレクション術」

馬場 沙織さん (株式会社リクルートテクノロジーズ / ITマーケティング統括部)

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社内でリボン図と呼んでいるとのこと。

左側でカスタマー、右側でクライアントを集めてマッチング。

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組織体制について。UXのデザイナーはグループ横断で兼務。

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プロセスのフロー。

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「課題発見・解決」のTIPS3つ。

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続いて、「協働」のTIPS3つ。

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「大規模プロジェクトを進ませるためのディレクション

江辺 和彰さん (株式会社コンセント / ディレクター・プロジェクトマネージャー)

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Webデザインだけでなくて、紙媒体もやりますとのこと。

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グループ会社群。

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過去の事例。

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大規模プロジェクトを進めるディレクション、4つのポイント。

 

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①目的を把握する。

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②関係者のことを知る。

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写真つき体制図で、面識ないひとでも仲間感が伝わる。

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③自発性のある環境づくり。

 

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④複雑な情報は可視化。

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まとめ。

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最後にパネルディスカッションとビアバッシュがあり、終了となりました。

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非常に学び多く、内容充実したイベントでした。

主催者皆さま有難うございます。

 

※音声(58MBあります)

https://1drv.ms/u/s!AgzxSCFJBEhIoimjn6eK3hXw_ZvH

参加録 Developers.IO 2017

音速アウトプットなブログ会社、クラスメソッド主催イベントに参加しました。

年一で開催されており、今年で3回目とのこと。

 

講演前の諸注意に、スライドおよびその他資料はネットに公開するので、メモ等は不要ですとのアナウンス。素敵。

 

ランチセッションで触れられていた話し。

クラスメソッド社は過去は受託企業としてスタートするも、今やAWS Premiumパートナーとして躍進。

海外展開、自社事業も含め、さらなる事業展開を進めるフェーズとのことでした。

 

こういったイベント含め、外部とつながるコミュニティに注力している企業は良いですね。

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イベント

dev.classmethod.jp

 

タイムテーブル(※AWS S3リンクでPDF)

概要紹介

 

Togetterまとめ

Developers.IO 2017 #cmdevio2017 - Togetterまとめ

 

参加した講演は以下のものです。

選択軸は、最近の技術動向を追いたいという観点で。

 

  1. K-1History of AWS , Still Halfway through
  2. L-1)Developer.IOの歩き方
  3. (H-1)今からはじめるボードゲーム解析
  4. (C-2)AWSで始めるビッグデータ分析
  5. (A-3)開発環境でDocker活用事例と本場運用に向けて考えたこと
  6. (D-4)iPhoneによるAlexa/Lex/Pollyを利用した音声対応アプリの作成方法

 

同時間帯で開催されていて、気になるものの見れなかったコンテンツも、スライドあって助かります(未掲載分はリンク更新予定)。

 

 

クラウドとモバイルを含むその周辺技術への興味は尽きず、大変満足な内容でした。

参加録 「AWS Summit Tokyo 2017(2017/05/31)」

毎年恒例の2つのAWSイベントが品川で開催されました。

イベント名は、"AWS Summit Tokyo 2017", "Dev Day Tokyo 2017"。

 

平日にも関わらず、大変賑わっていました。

講演ごとに会場異なるものもあり、施設間を移動するときは、Summit配布の手下げ袋をもった参加者が歩道を埋めるかの勢いです。

 

日時:2017/05/31 終日

場所:品川プリンスホテル複数施設

 

タイムテーブル:

"AWS Summit Tokyo 2017

 

www.awssummit.tokyo

 

"Dev Day Tokyo 2017"

www.awssummit.tokyo

 

TL; DR

  • WebとSIerの業種問わず、コンテナー本番運用の事例話しが増えてきた
  • DevOpsの概念は広まっているも、現場への普及はもう少しかかりそう
  • 参加セッションのうち特別気になったコンテンツをシェア

 

参加セッション

  1. AWS Well-Architected フレームワークによるクラウド ベスト プラクティス
  2. AWS Mobile Deep Dive - 入門から実践までの最短コース 〜 ライブコーディングで学ぶ AWS を活用したモバイルアプリの開発 〜
  3. [リコー] サービス全断はダメ、ゼッタイ。途切れないテレビ会議システムを目指して 〜AWS を最大限活用して可用性を高める秘策〜
  4. [伊藤忠テクノソリューションズ] デジタルビジネスを加速するクラウド活用の本質 ~DevOps Transformation~
  5. Amazon Pay の仕組みと実装方法
  6. Gunosy における AWS 上での自然言語処理機械学習の活用事例

 

スライド公開予定とのことでしたので、追記します。

 

参加録 「アプリ開発のいろは 企画からマーケティング、グロースハック、品質管理に至るまで」

グロースハックサービスで有名どころが集まるイベントということで気になり参加しました。 

 

イベントの内容はタイトルが指すような企画、マーケ、…といった各論ではなく。

総じてグロースハックをしていく上で、各社サービスであればこういった改善ができます、といったお話でした。

 

日時:2017/05/24 (木) 19:00 〜 21:00

場所:Yahoo!Japan 赤坂見附

d81bc78593dbc190da79860ab2.doorkeeper.jp 

 

1. 講演挨拶

Yahoo!高田徹さん

ヤフオクアプリ、経営戦略本部長
いま2ヶ月目

過去はいままで広告をやってきた。

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Yahoo!はアプリファーストにシフト

 

ヤフオクアプリ(※ニールセン調査)
 9.7Millioユーザー

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ロイヤリティ
 アプリのほうが定着率、収益性が高い

 

PDCAサイクル
 アプリは設計が命
 iOSは審査が大変

 

Key Success Factor
 Metrics(ユーザー属性、デモグラ)
 Push(スマホの体験)
 Tracking(PDCA
 Quality(バグ出さない) 

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2. App Annieデータから見るアプリ市場トレンドとアプリ企画・運営のポイント

App Annie
向井俊介氏

ゴール
 企画、運営において、AppAnnieのデータあったらいいと思ってほしい。

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クイズ

2016年、収益学が多かったのは?
 モンスト

iOS/Google DL数が3番目に多かったのは?
 SNOW(1700万)

単月比較で、2014年と2016年で成長率高かった国のは?
 パキスタン(1,950%)
 GooglePlay
 インドの隣、アプリ大国

 

これは、世界中のアプリのデータをもっているからわかる!

 

向井さん

 B2Bでセールス15年

AppAnnie

 世界アプリデータのプロバイダー
 2010年、サンフランシスコ
 170億円出資してもらったので上場しないと。

 

どのクリエイティブ、インプレッション、CPIとか。
 ゲームの主要どころ。
 金融も増えている。ファクトデータ。

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本日のアジェンダ
 ・市場の概況
 ・App Annieデータについて

 

60分のスマホ利用のうち53分。
 メディア接触はアプリにシフト。

利用時間は伸びてる

インドが最多
1日あたりの利用時間は韓国が最多

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数字をみると頭打ちではない。
年率20%くらいで売上も伸びている。
ゲーム以外がゲームを侵食していく流れがある。

 

新企画とかで使えるデータとは。

「データ使う目的」として、分析者が共通で言うこと。

 

「問題を解決するため」の裏付けが欲しい。

分解して各要素を深く理解する(ここでデータを使うべき)

結合させて結論を出す(ここで使うと失敗する)

反復

 

事例(Amazon vs NETFLIX

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アマゾンプライムムービー
 コンテンツを8本作成して、無料で公開した
 どこで停止したか、離脱したか、繰り返し見たか、のデータを採取

 "Alpha House"
 平均7.4に対して、7.5の評価

対して、NetFlix
 レビュー、監督、主演

 "House of Cards"
  評価9.5
  リスクを追って、制作した。

 

データ
 細かい理解をするにはデータがいい。
 結論をデータで出そうとすると謝る。

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20〜30代の女性
 (女性学生から子育てママさん層まで)
 どこをベンチマークすべき?

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メディアに取り上げられるアプリを基準に選ぶ
発表されるDL数や会員数を基準に選ぶ?

 

小売業データの例(A~I社で社名は伏せている)

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 MUJIとか。店舗数が多いのはDL数多いのはその通り。
 アクティブ率多いのは東急ハンズのアプリ

 

本当に見るべきは?
 MAU(たくさん見てもらう)
 Sessions(店舗に多く来てもらう)
 Session Time(滞在時間)

 

自分たちの立ち位置と、「優位性や改善箇所」を明らかにするのが大事

 

DL数、収益
 ランキングアルゴリズムは変動している
 最近は、ランキングがDL数に直接寄与しないようになってきた

 AppAnnieユーザーには、マーケバジェットの配分最適化や、提案の精査ができるようになってほしい。

 

利用状況
 DL数伸びずとも、測るべき指標は他にもある。

 成功するための材料は何か?を定量な根拠として把握する
  スパイクするタイミング
  どのタイミング
  どれくらいDL数
  休眠ユーザーの掘り起こしに有効とか

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利用者数、回数、時間、様々な試作にどう相関性あるのか?を調べる。

 

競合を知る
他のアプリに可処分時間を盗られてる

 

メルカリと競合(このアプリに時間を割いている)
 C Channel
 ロカリ
 Spotlight

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クラシル
 リテンションレート
 3日でリテンション上がる(何かしている?)
 7日でリテンション上がる(何かしている?)
 AppAnnieは結果データをもっているので、それから推測。

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機能追加事例
 UNIQLO
 ユーザー数(6ヶ月ぶりに客数復活)
  利便性向上
  不満解消

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下記に効くデータをもっています
 どの広告がインプレッション?
 利用継続してもらうため
 定量、定常的にデータ。

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twitter: @AppAnnieJapan

 

3. モバイル計測ツールの概念を超えて

AppsFlyer
 クライアント潜在ニーズさえも解決できる「モバイル計測ツール」
 オオツボさん

 

2社は競合しません

 管制塔:AppAnnie

 コックピットの中の情報:AppsFlyer

 本社はイスラエル

 

コロンブスの卵
 概念を超える話し

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計測ツール
 検証のため?

 

計測SDKは審判である
結果を出すひと=エージェンシーとか

 

市場にはフラグメンテーションが起きている

 広告主、アドネットワーク、ユーザー
 広告主、AppsFlyer、アドネットワーク、ユーザー

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2017年のマーケターの課題
 1. 忙しさからの解放
 2. ROI改善
 3. 不正検知
 4. リテラシー
 5. サービスアプリ化
 →どうすれば解決する?

 

AppsFyler
 世界シェア65%
 SDKインストール、アンインストール数で最高評価(MOBBO社調べ)

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課題1:忙しさからの解放
 リアルタイムでコスト&ROIのリアルタイム分析
 管理画面カスタマイズ可能
 管理画面上でクロス集計できる
 オーディエンス構築(連携しているメディアに自動連携可能)
 ライブアラート(閾値チェック)
 モバイルアプリもあるので、そこから閲覧可能

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課題2:ROIの改善
 アンインストール測定
 流入経路がわかる
 休眠ユーザーとアンインストールユーザーの区別ができるようになる

 ファーストタッチ Twitter
 セカンドタッチ AppLovin
 サードタッチ GoogleAdwards
 ラストタッチ Facebook(ここしか見ないと誤る)

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 TVコマーシャルの効果測定

  代理店アカウントの開示
  レポート数値をユーザーも確認

 

 オムニチャンネルLTV
  BeforeとAfter

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課題3:不正対策
 グローバル
 動画広告の23%が配信詐欺
 インターネット広告費1.6兆円、うち2,600億円を無駄に支払っている

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 不正種類(インストールハイジャック、マルウェア
  メディアクリックしたかのように見せかける

 不正種類(クリックフラッド)
  大量のクリックを配信して、無関係なダウンロードを促す 

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 不正種類(インストール詐欺)
  クリックセンターでBot等でインストールを繰り返す
  新規端末比率をAppsFylerはデータ持っている、不正検出可能

  インストール量産、100%
  アクティブ不正防止ソリューション(DeviceRankを適用化)

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 Active Fraud Insights管理画面で検知可能
  不正が発生すると、配布直後の挙動がおかしい

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(啓蒙のため)以上のような内容をまとめた、モバイル詐欺用語集サイトもあります

 

課題:リテラシー、透明性
 中立性、クライアントと代理店の中継ぎ

 

課題:サービスのアプリ化
 ユーザーとのエンゲージメントが高まる
 昔はメルマガ、いまはアプリのPush通知

 

事例
 カネボウのSmileConnect
 カネボウのドングルをもらってジャックに挿入すると保湿量を測定可能

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アプリシフトの時代

  コンティンジェンシー理論
  技術が組織を規定する時代

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アプリ制作ツールのご紹介
 Monoca
 Yappli

 

ApplsFlyerの及ぼす効果
 モバイルマーケのファネル全体に優れた効果を発揮
 プロモーションのための計測ツールとして。

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4. アプリの成否は導入期にあり ~意識すべきKPIとグロースハック手法~

Repro
 代表取締役 平田裕介さん

 

アプリ成否は導入機にあり
 導入すべきKPIとグロースハック手法

 

ReproはAppsFlyer推し
なぜアジャストを使用しているのか?
 代理店に有利に見えるデータ

 

経歴

 1980年36歳
 4カ国
 3回目の企業

 

本日アジェンダ

 1:アプリビジネスの典型的な失敗事例
 2:サービスライフサイクルとKPI
 3:導入機のグロースハック手法

 

グロースハック
 水漏れしないバケツを作ろう

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累計コスト(例)
 開発:6,000万円
 プロモコスト:2,000万円
→いきなり広告全力投下せずに、まずは100万円くらいを検証にまわして欲しい。

 

アプリ周りのサービス持っている
 企画、開発も可能
 ユーザーがどう使っているかを動画で確認可能
 ユーザーのターゲティング
 アプリのPush
 リタゲも可能

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Reproユーザー
 46カ国
 3,500アプリ以上
 非ゲームで強い

 

サービスライフサイクル
 導入期
 成長期
 成熟期
 衰退期

例)フリル先行、メルカリが広告でシャア獲ったみたいな話し。

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導入期
 継続率、コンバージョンレートを見る
(競合はAppAnnieで判断)
成長期
 CPA優先
成熟期
 LTV優先
衰退期
 利益率

 

テーマ
 ・改善・アプローチ
 ・アプリ内マーケアプローチ

ユーザーコミュニケーションの設計が大事。
UIのみになってない?

 

Ken.G
 株式会社トラクション
 グロースハッカソン主宰

 

週次で下記を回す
 ①リテンション分析でマジックナンバー特定
 ②ファネル分析で離脱箇所を特定
 ③定性分析で離脱要因を特定、改善

例:スマービー社が上手い
 改善施策の効果をReproの動画で確認

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マジックナンバー
解説

例:Twitterの黎明期、フォロー5人以上だと継続率高い。

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どうやってマジックナンバーを見つけるの?
 Reproでは、コホートから、クエリを絞る。

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お気に入り、1回より3回のほうがリテンションレートが上がっている。
3回させるにはどうようなUIにする?という発想になる。
結果、1ヶ月で140%ほどレートが改善した。

1回:

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3回:

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マジックナンバー分析(例図)
 縦軸:1週間後の継続率
 横軸:ユーザー数

※この項目を、ユーザー数増やすような施策が必要となる。

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「ファネル分析」「定性分析」でアプリ改善
 イベントごとに…なぜ落ちたのか?
 ユーザー行動を定性的に分析する(動画で確認可能)

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アプリ内マーケは大きく2通り
 Push通知
  リテンションレートの改善
 アプリ内メッセージ(ポップアップ)
  コンバージョンレート改善寄与

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継続率改善の経済効果
 広告予算 500万円
 獲得ユーザー数 10,000人
 1ヶ月後残存ユーザー数 1,500人→2,000人
※Reproがあれば、リテンションレート5%ほど向上可能

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イケてないアプリ運用
 全員に同じメッセージを送る
あるべき運用
 レベル感に応じてメッセージを変える

 

「コミュニケーションの最適化に近道なし」

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シナリオ作成
 (縦)ユーザー行動
 (横)ユーザーステージ
  仮説を作る
  シナリオを試す

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シナリオ作成(導入版)
 ステージ、ユーザー状態、成長阻害要因(仮説)
 仮説を徹底して作るのが良い
 1〜2時間くらいの作業でやってみる
 各ステージについてエンジニア相談

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効果検証しましょう。
 各フェーズで良かった、悪かったを抑える

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改善案の策定
 施策を見直す OR シナリオを見直す
  Who
  When
  What
  How

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最新事例、リッチPushは120%ほど効果高い
メルマガ「グロースハックジャーナル」あります

 

5. クラッシュがアプリを殺す ~アプリ運用における品質管理~

FROSK
「クラッシュがアプリを殺す アプリ運用における品質管理」

 

運用の守りの部分

 

2012年
 Business to Developerをコンセプトにスマホ開発者向け支援ツール

 

SmartBeat

 3年間の知見
 導入 1,500アプリ
 MAU 1.5億人
 エラー検知数 1,000万件/day

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アプリが落ちる
 アプリのレビュー
 品質問題のコメント

  良い☆5つ
  落ちる☆1つ

  レーティング平均 3.59
  落ちるを含むアプリ平均 1.96

 

ダウンロード数への影響大
 70%のひとがレビューを読む
 評価1アプリは90%のひとがダウンロードしない

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継続率へも影響
 リテンションレート
  クラッシュ経験ユーザーはそうでないユーザーより辞めやすい

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なぜアプリが落ちる?

 コード起因
  配列数がダメでException
  init(初期化)と alloc(メモリ領域)の記述順が逆だったり
  xcodeで環境設定ミス、SIGABRT

 多様なデバイス、実行環境
  画面サイズ
  メモリ容量
  CPUパフォーマンス

 

FROSKの端末
 Androidの上位20デバイスでもシェア40%に満たない

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多数のiOSバージョン(断片化)
 2012 -> 2017...
 iOS 10
 Android N

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品質保証が求められる
 Androidバラバラ
 iOS自動アップデート
  リリースされたらすぐに動作保証する

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クラッシュOSアップデート事例
 OS仕様変更
  iOS10でユーザーデータアクセスの歳、Info.plistに使用目的記述とユーザー許可が必要になった
 API仕様変更
  iOS以前は”en"だったものが、iOS9からは”en-US”のようにハイフンの言語と地域の表記が必要になった
 OS挙動変更
  rootViewControllerの初期化しないとクラッシュ
 OS自体の不具合
  iOS9アップデート後、Frameworkで不具合発生。

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アプリへの継続的な機能追加
 平均回数 1.6回/month

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なぜ、アプリが落ちるのか?
 実装、設定不具合
 多様なデバイス、OS断片化、継続的な機能追加

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クラッシュ問題への取り組み方
 Smartbeatの活用方法

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Smartbeatとは…

 SDK入れて稼働する。
 自動、リアルタイムで動作。
 Webコンソールで確認。
 クラッシュレポートが取得できる。
 スクリーンショットもあり。

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アプリバージョンとエラー別にグループ化される。
 影響の大きいものから直しましょうと方針が取れる。

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品質の可視化

 平均クラッシュ率。
 業界平均の値も見れる。

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改善事例
 クラッシュ数の削減

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運用のリスク最小化
 クラッシュ率が基準値以上なら不具合修正
 基準値未満ならアップデート通知

 平均値
  アプリ 0.5% ~ 1%
  ゲーム 3% ~ 4%

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顧客満足度の向上
 不具合についてバージョンを聞かなくても良くなる

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まとめ。

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FROSKのミッション
 全世界の開発者の貴重な時間をセーブする。
 コンテンツの開発に注力できる環境のためのツールを提供する。

 

以上です。

 

本日の学び

  • 言うなれば、AppAnnieは航空管制塔、AppsFlyerはコックピットのコントローラ。お互い競合ではない。
  • データは原因究明に使うべし、データから直接提案に持っていくと市場に合わなかったりしてハマる
  • 他社を真似たKPIではなく、期待する効果を測る自社のKPIを設定しよう
  • 流入経路を正確に把握できるようになれば、アトリビューションの見当違いや、不正インストール防止が可能
  • シナリオ(仮設)立ててPDCAを回そう、PDCAを回しても改善されないならシナリオを見直そう
  • レビュー値低いアプリはダウンロード伸びない、アプリクラッシュでレビューの平均値下がるから要注意

 

■ 音声データ

こちらまで(※133MB)

「ここでしか聞けないP&G消費者起点のマーケティングの秘密」

…を聴いてきましたが、講演内容は写真撮影および録画禁止でした。

 

日時:2017/05/22 19:30-22:00

場所:五反田スタンダード会議室

peatix.com

 

tl;dr

  • P&Gは情報を外に出さない会社
  • マーケティングは、「ヒト」について徹底して考えることが肝心
  • 技術が生活を変わる節目で、日常生活はより面白くなる 

 

また、内容は口外無用とのことでしたので、紹介された書籍のみ記載しておきます。

 

影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか
ロバート・B・チャルディーニ

心脳マーケティング 顧客の無意識を解き明かす

Harvard Business School Press
ジェラルド・ザルトマン

なぜ「戦略」で差がつくのか。―戦略思考でマーケティングは強くなる―

音部大輔

確率思考の戦略論 USJでも実証された数学マーケティングの力 (角川書店単行本)
森岡 毅

 

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